「子どもをプログラミング教室に通わせたい」「先生から直接教えてもらえる教室がいい」とお考えの保護者の方へ。
この記事では、実際に教室に通って学ぶ「通学型」のプログラミング教室に絞って、おすすめの教室をランキング形式でご紹介します。
通学型のメリットは、講師に直接質問できること、ロボットなどの実物教材に触れられること、同年代の仲間と一緒に学べることです。オンライン型が増えている今だからこそ、対面ならではの学びの価値を再確認しているご家庭も多いのではないでしょうか。
実際に、プログラミング教室に通っている保護者を対象としたアンケートでは、通学型を選んだ理由として「子どもが先生に直接質問できる安心感」と「友達と一緒に楽しく学べる環境」を挙げる方が上位を占めています。
- 通学型プログラミング教室のメリット・デメリット
- おすすめ通学型教室4選の詳細比較
- 教室選びで確認すべきチェックポイント
- お子さまのタイプ別おすすめ教室
- 通学型教室に関するよくある質問と回答
通学型プログラミング教室のメリット・デメリット
まずは、通学型のプログラミング教室を選ぶ際に知っておきたいメリットとデメリットを整理します。
メリット
- 対面指導:わからない時にすぐ質問でき、理解が深まりやすい
- 実物教材:ロボットや電子工作など、手を動かして学べる
- 仲間との交流:同じ年齢の子どもと一緒に学べるため、刺激を受けやすい
- 集中できる環境:自宅とは違い、学習に集中しやすい
- 定期的な通学習慣:決まった曜日・時間に通うことで、学習習慣が身につく
特に注目したいのは、「仲間との交流」の効果です。同年代の子どもたちが作った作品を見ることで「自分もあんな作品を作りたい!」という意欲が生まれ、モチベーションの維持につながります。また、グループで課題に取り組む授業では、協調性やコミュニケーション能力も自然と育まれます。
小学3年生のAくん(仮名)の保護者は、「最初は一人で黙々と作業するタイプでしたが、教室に通い始めてから友達と作品を見せ合うようになり、家でも『今日はこんなの作ったんだよ!』と嬉しそうに話してくれるようになりました」と語っています。
デメリット
- 送迎が必要:特に低学年の場合、保護者の送迎が必要
- 教室が限られる:地域によっては近くに教室がない場合も
- 費用が高め:オンライン型と比べると月謝が高い傾向
- 時間が固定:決まった曜日・時間に通う必要がある
デメリットの中で特に保護者の負担になりやすいのが送迎です。小学校低学年のお子さまの場合、一人で通わせるのは不安ですし、夕方の習い事は保護者のスケジュール調整も必要になります。
この課題を解決するポイントとしては、以下のような工夫があります。
- 学習塾に併設された教室を選ぶ:塾の授業とセットにすれば送迎が1回で済む
- 自宅や学校から近い教室を選ぶ:全国展開の教室なら最寄りが見つかりやすい
- 土日に開講している教室を選ぶ:平日の送迎が難しい場合に便利
通学型教室を選ぶときのチェックポイント
通学型のプログラミング教室を選ぶ際、以下のポイントを確認しておくと失敗を防げます。
立地・アクセス
お子さまが継続して通えるかどうかが最も重要です。自宅や学校からの距離、交通手段を確認しましょう。車での送迎の場合は、教室近くの駐車場の有無もチェックポイントです。
講師の質と指導スタイル
通学型の最大の魅力は講師から直接学べることです。体験授業で講師がお子さまの質問に丁寧に答えてくれるか、わかりやすく説明してくれるかを確認しましょう。また、少人数制か大人数制かによっても、一人のお子さまにかけられる時間が変わります。
振替制度
体調不良や家庭の用事で休む場合、振替授業が受けられるかどうかは重要です。振替可能な回数や期限、別の曜日・教室での振替が可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
保護者への情報共有
お子さまの学習の進捗を把握するために、授業内容のフィードバックや保護者面談があるかどうかも確認しましょう。保護者がお子さまの成長を実感できる仕組みが整っている教室は安心です。
通学型プログラミング教室おすすめランキング
第1位:ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室
全国1,700教室以上を展開する日本最大級のロボットプログラミング教室です。自宅の近くで教室を見つけやすいのが最大の強みです。
ロボットクリエイター・高橋智隆先生監修のカリキュラムで、ブロックを組み立てながら楽しくプログラミングの基礎を学べます。年長から始められるコースもあり、早くからプログラミング教育を始めたい方にもおすすめです。
カリキュラムは段階的に設計されており、最初は「プライマリーコース」でブロックを使ったロボット製作からスタート。「ベーシックコース」「ミドルコース」「アドバンスコース」「プロコース」と進むにつれて、タブレットを使ったプログラミングや自律型ロボットの制御など、より高度な内容に挑戦できます。
特筆すべきは、毎年開催される「ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室全国大会」の存在です。全国から選ばれた生徒たちがオリジナルロボットのスピードやアイデアを競い合う大会で、出場を目標にモチベーションを高めるお子さまも多いです。
小学1年生のBくん(仮名)は、入会当初はロボットの組み立てに苦戦していましたが、半年後には設計図を見なくてもオリジナルのロボットを作れるように。1年後には地区大会に出場し、「ものづくりの楽しさ」を通じて自信がついたとお母さんは話しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 年長〜中学生 |
| 月謝 | 約10,890円〜(税込) |
| 授業頻度 | 月2回(1回90分) |
| 教室数 | 全国1,700教室以上 |
| 特徴 | ロボット製作+プログラミング |
第2位:QUREO(キュレオ)プログラミング教室
全国3,000教室以上で教室数No.1を誇るQUREOプログラミング教室。学習塾に併設されていることが多く、塾のついでにプログラミングも学べるのが便利です。
サイバーエージェントグループが開発した教材で、ゲーム作りを楽しみながらプログラミングの概念を学びます。大学入試の「情報」科目を見据えたカリキュラムで、将来的にテキストコーディングまで進めます。
QUREOの教材は、ストーリー仕立ての420以上のレッスンで構成されています。悪者に奪われた「キュレオ」のかけらを取り戻すストーリーに沿って、if文や変数、ループなどのプログラミング概念を自然と理解できるよう工夫されています。
授業は個別指導形式で行われるため、それぞれのお子さまが自分のペースで進められます。わからないところでつまずいても、すぐに先生に質問できるので安心です。また、プログラミング能力検定にも対応しており、お子さまの学習成果を客観的に測ることもできます。
学習塾に併設されているケースが多いため、「算数の授業の後にプログラミング」のように、一度の送迎で複数の習い事をこなせるのも保護者にとって嬉しいポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学2年生〜高校生 |
| 月謝 | 9,900円〜(税込) |
| 授業頻度 | 月4回(1回60分) |
| 教室数 | 全国3,000教室以上 |
| 特徴 | 個別指導・大学入試対応 |
第3位:Tech Kids School(テックキッズスクール)
サイバーエージェントのグループ会社が運営する本格派プログラミングスクールです。渋谷に校舎を構え、Scratchから始めてSwiftやC#などの本格言語まで段階的に学べます。
プログラミングスキルだけでなく、デザイン力やプレゼンテーション力も重視。定期的な作品発表会もあり、総合的なIT人材を育てるカリキュラムです。
Tech Kids Schoolが他の教室と一線を画すのは、「本格的なモノづくり」へのこだわりです。単にプログラミングの文法を覚えるのではなく、「自分のアイデアをアプリやゲームとして形にする」という体験を重視しています。
年に数回開催される作品発表会「Kids Developer Pitch」では、生徒たちが自分の作品をオーディエンスの前でプレゼンテーション。中にはApp StoreやGoogle Playストアにアプリをリリースした生徒もおり、小学生とは思えないクオリティの作品が続々と生まれています。
授業は1回120分とたっぷり時間が取られているため、じっくりと集中して取り組めます。料金は月額20,900円〜と高めですが、IT業界の第一線で活躍するメンターの質の高い指導を考えると、本格的に学ばせたいご家庭にはコストに見合った価値があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学1年生〜中学3年生 |
| 月謝 | 20,900円〜(税込) |
| 授業頻度 | 月3回(1回120分) |
| 教室数 | 渋谷校 |
| 特徴 | 本格言語・プレゼン力育成 |
第4位:LITALICOワンダー
一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムが特徴のプログラミング・ものづくり教室です。首都圏に20教室を展開しています。
ゲームプログラミング、ロボット製作、3Dプリンタなど多彩なコースがあり、お子さまの興味に合わせて選べます。発達障害をお持ちのお子さまにも対応しており、手厚いサポート体制が魅力です。
LITALICOワンダーの最大の強みは、障害福祉サービスで培われたノウハウを活かした個別対応力です。スタッフは一人ひとりのお子さまの特性を理解し、最適な声かけや学習ペースの調整を行ってくれます。
選べるコースは5種類あります。
- ゲーム&アプリ プログラミングコース:Scratchやviscuitでゲームやアニメを制作
- ゲーム&アプリ エキスパートコース:UnityやHTMLを使った本格開発
- ロボットクリエイトコース:レゴを使ったロボット製作入門
- ロボットテクニカルコース:高度なセンサー制御やプログラミング
- デジタルファブリケーションコース:3Dプリンタやレーザーカッターでものづくり
小学4年生のCちゃん(仮名)は、自閉スペクトラム症の診断を受けていますが、LITALICOワンダーの3Dプリンタコースで自分だけのオリジナルフィギュアを制作。「他の習い事は続かなかったけど、LITALICOだけは毎週楽しみにしている」とお母さんは話しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 年長〜高校生 |
| 月謝 | 7,425円〜(税込・月4回) |
| 授業頻度 | 月4回(1回90分) |
| 教室数 | 首都圏20教室 |
| 特徴 | オーダーメイド・発達支援対応 |
通学型4教室の比較表
4つの教室の特徴を一覧表にまとめました。比較検討の参考にしてください。
| 教室名 | 月謝 | 教室数 | 対象年齢 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ヒューマンアカデミージュニア | 10,890円〜 | 1,700+ | 年長〜 | ロボット・全国展開 |
| QUREO | 9,900円〜 | 3,000+ | 小2〜 | 教室数No.1・塾併設 |
| Tech Kids School | 20,900円〜 | 渋谷 | 小1〜 | 本格派・CA運営 |
| LITALICOワンダー | 7,425円〜 | 首都圏20 | 年長〜 | 個別対応・多彩なコース |
お子さまのタイプ別おすすめ教室
お子さまの性格や興味によって、合う教室は異なります。以下の分類を参考に、最適な教室を選んでみてください。
ものづくり・工作が好きなお子さま
→ ヒューマンアカデミージュニアがおすすめです。ブロックを使ったロボット製作は、手先を動かすのが好きなお子さまに最適。完成したロボットが動く瞬間の感動が、学びのモチベーションになります。
ゲームが好き・将来IT業界に興味があるお子さま
→ Tech Kids Schoolがおすすめです。ゲーム作りから始めて、最終的にはプロが使う言語まで学べるため、将来の可能性を大きく広げられます。
学習塾と併用したいお子さま
→ QUREOがおすすめです。学習塾に併設されていることが多いため、送迎の負担を最小限に抑えられます。大学入試の「情報」科目対策にもなるので、学業との相乗効果も期待できます。
個別のケアや手厚いサポートが必要なお子さま
→ LITALICOワンダーがおすすめです。発達障害をお持ちのお子さまや、集団が苦手なお子さまでも、スタッフが一人ひとりに寄り添ったサポートをしてくれます。
よくある質問(Q&A)
Q. 通学型の教室は何歳から通えますか?
A. 教室によって異なりますが、最も早くて年長(5〜6歳)から始められます。ヒューマンアカデミージュニアとLITALICOワンダーは年長から対応しており、QUREOは小学2年生から、Tech Kids Schoolは小学1年生からです。
Q. 送迎が大変そうですが、何か工夫はありますか?
A. 自宅や学校の近くにある教室を選ぶのが基本です。特にQUREOは学習塾に併設されているケースが多く、塾の送迎とまとめられるのが便利です。また、土曜日に通えるクラスを選ぶと、平日の忙しい時間帯を避けられます。お子さまが高学年になれば、一人で通えるようになることも多いです。
Q. 通学型は月謝以外にかかる費用はありますか?
A. 教室によって異なりますが、入会金(5,000円〜15,000円程度)と教材費がかかる場合があります。特にロボット教室ではロボットキットの購入費用が別途必要な場合がありますので、体験授業の際に詳しく確認しましょう。
Q. 途中で教室を変えることはできますか?
A. もちろん可能です。退会手続きは教室ごとにルールが異なりますが、多くの場合退会希望月の前月末までに申し出れば対応してもらえます。お子さまに合わなかった場合は無理に続ける必要はありませんので、別の教室の体験にも参加してみてください。
Q. 体験授業では何を持っていけばいいですか?
A. 基本的には手ぶらでOKです。教材やパソコンは教室が用意してくれます。ただし、筆記用具を持参するよう求められることもありますので、事前に確認しておくと安心です。
まとめ:通学型で迷ったらまずはこの2校を体験
通学型プログラミング教室選びで迷ったら、まずは教室数の多いヒューマンアカデミージュニアとQUREOの2校で最寄りの教室を探してみてください。
どちらも無料体験を実施していますので、お子さまと一緒に体験授業に参加して、雰囲気や内容を確認してから決めるのがベストです。
首都圏にお住まいの方は、LITALICOワンダーやTech Kids Schoolも選択肢に入れて、複数の教室を比較してみてください。
大切なのは、お子さまが「楽しい」「もっとやりたい」と感じられる教室を見つけることです。保護者の目線では料金やカリキュラムが気になるところですが、最終的に長く続けられるかどうかを決めるのは、お子さま自身の「楽しい」という気持ちです。ぜひ複数の教室を体験して、お子さまに最適な教室を見つけてあげてください。



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