2026年、小学生のプログラミング学習に最適な教材は?
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されて6年が経ち、家庭でのプログラミング学習に取り組むご家庭も着実に増えています。しかし、教材の選択肢が多すぎて「どれを選べばいいかわからない」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年度版として小学生向けプログラミング教材のおすすめ10選を、対象年齢・料金・特徴とともに詳しくご紹介します。無料で始められるものから本格的な有料教材まで幅広くピックアップしていますので、お子さまのレベルや興味に合った教材がきっと見つかるはずです。
おすすめ教材10選の比較一覧表
まずは10教材の概要を比較表でご確認ください。
| 教材名 | 対象年齢 | 料金 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Scratch | 8〜16歳 | 無料 | ビジュアル | 世界標準のブロック型プログラミング |
| ScratchJr | 5〜7歳 | 無料 | ビジュアル | 低学年向けの入門ツール |
| Viscuit | 4歳〜 | 無料 | ビジュアル | 文字不要のお絵かきプログラミング |
| マイクラ教育版 | 6歳〜 | 年間約1,500円 | ゲーム型 | Minecraftの世界でプログラミング |
| micro:bit | 8歳〜 | 約3,000〜5,000円 | ハードウェア | 手のひらサイズのマイコンボード |
| ワンダーボックス | 4〜10歳 | 月額3,700円〜 | 総合教材 | STEAM教育×アプリ+キット |
| デジタネ | 小1〜中3 | 月額3,980円〜 | オンライン | マイクラ・Roblox活用の動画教材 |
| Progate | 10歳〜 | 無料〜月額1,078円 | オンライン | 本格テキストコーディング入門 |
| Code.org | 4歳〜 | 無料 | オンライン | 段階別カリキュラムが充実 |
| embot | 6歳〜 | 約6,600円 | ロボット | ダンボールで作るロボットキット |
ここからは、各教材の詳しい内容を解説していきます。
教室選びで最も大切なのは、お子さんが楽しく学べるかどうかです。まずは無料体験で相性を確認しましょう。
1. Scratch(スクラッチ)
世界中で最も使われている子ども向けプログラミング環境
MITメディアラボが開発したScratchは、子ども向けプログラミングの世界標準とも言えるツールです。色とりどりのブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせることでプログラムを作成できます。
主な特徴:
- ブラウザ上で動作し、インストール不要
- ゲーム、アニメーション、物語など多彩な作品が作れる
- 世界中のユーザーと作品を共有できるコミュニティ機能
- 日本語完全対応
- 完全無料で利用可能
多くのプログラミング教室でもScratchが採用されており、教室と家庭の学習を連携させやすいのもメリットです。プログラミング学習の第一歩として、最もおすすめの教材と言えるでしょう。
2. ScratchJr(スクラッチジュニア)
5〜7歳のための入門プログラミングアプリ
ScratchJrは、Scratchの対象年齢よりも小さな子ども向けに開発されたアプリです。iPadやAndroidタブレット、Chromebookで利用できます。
主な特徴:
- ブロックが大きく、小さな手でも操作しやすい
- 文字を読めなくても直感的に操作できるアイコンデザイン
- キャラクターを動かしたり、簡単なお話を作ったりできる
- 完全無料
小学校低学年や未就学児のお子さまが初めてプログラミングに触れるのに最適なアプリです。Scratchへの移行もスムーズに行えます。
3. Viscuit(ビスケット)
文字を使わない、お絵かき感覚のプログラミング
日本発のビジュアルプログラミング言語Viscuitは、「メガネ」という独自の仕組みでプログラムを作ります。自分で描いた絵を動かすことができ、文字を一切使わないため、幼児でも楽しめます。
主な特徴:
- 自分で描いた絵がそのままプログラムの素材になる
- 「メガネ」に変化前と変化後の絵を入れるだけの簡単操作
- アート作品やパターン模様など、クリエイティブな表現が得意
- ブラウザ・アプリの両方で利用可能
- 無料で利用可能
プログラミングの概念を遊びながら自然に学べるため、「まだScratchは早いかも」というお子さまにおすすめです。
4. マインクラフト教育版(Minecraft Education)
大人気ゲームの世界でプログラミングを学ぶ
子どもたちに大人気のマインクラフトを教育用に特化させた教材です。ゲームの世界の中で、エージェント(ロボット)にプログラムで命令を出し、建築や冒険を進めます。
主な特徴:
- 子どもが夢中になれるマイクラの世界観
- MakeCodeエディタでビジュアルプログラミングが可能
- Pythonなどのテキストコーディングにもステップアップ可能
- 協力プレイで友達と一緒に学べる
- 教育機関向けライセンスのほか、個人利用も可能
「ゲームばかりしている」というお子さまを、遊びの延長で自然にプログラミング学習に導ける教材です。プログラミング教室ナビでもマイクラを活用した教室を多数紹介しています。
5. micro:bit(マイクロビット)
手のひらサイズで「モノ作り」を体験
イギリスのBBCが教育目的で開発した小型マイコンボードmicro:bitは、プログラミングで実際に「モノ」を動かす体験ができる教材です。
主な特徴:
- 25個のLEDライト、加速度センサー、温度センサー、ボタンなどを搭載
- ブラウザ上のMakeCodeエディタでブロックプログラミングが可能
- MicroPythonによるテキストプログラミングにも対応
- 拡張パーツでロボットカーや楽器なども作れる
- 本体価格は3,000〜5,000円程度
画面の中だけでなく「実際のモノが動く」体験ができるため、プログラミングの面白さを実感しやすい教材です。理科や技術の学習にもつながります。
6. ワンダーボックス
STEAM教育を自宅で体験できるサブスク教材
ワンダーラボが提供するワンダーボックスは、プログラミングだけでなくSTEAM教育全般を家庭で学べる月額制の教材です。毎月届くキット(実物の教材)とアプリを組み合わせて学びます。
主な特徴:
- アプリ×キットのハイブリッド学習
- プログラミング、数理パズル、アート、サイエンスなど幅広いコンテンツ
- 毎月新しい内容が届くため飽きにくい
- 思考力と創造力を育むカリキュラム設計
- 月額3,700円〜(12カ月一括払いの場合)
プログラミング単体ではなく、総合的な「考える力」を身につけたいご家庭におすすめの教材です。
7. デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)
マイクラ・Robloxを活用したオンライン学習
デジタネは、マインクラフトやRobloxといった子どもに人気のゲームを活用したオンラインプログラミング教材です。動画教材を見ながら自分のペースで学べます。
主な特徴:
- マイクラやRobloxの世界でプログラミングを実践
- 100以上のミッション形式のカリキュラム
- 動画教材なので何度でも繰り返し視聴可能
- 月に1回のライブ授業もあり
- 月額3,980円〜(年額プランは月あたり3,480円)
通学の手間がなく、好きな時間に自分のペースで学べるのがオンライン教材の強みです。ゲーム好きなお子さまのプログラミング入門にぴったりの教材と言えます。
8. Progate(プロゲート)
本格的なテキストコーディングへの入門
Progateは、スライド形式のレッスンで実際のプログラミング言語を学べるオンライン学習サービスです。ビジュアルプログラミングを卒業し、本格的なテキストコーディングに挑戦したいお子さまに向いています。
主な特徴:
- HTML、CSS、JavaScript、Pythonなど実際のプログラミング言語が学べる
- イラスト中心のスライドでわかりやすい解説
- ブラウザ上で実際にコードを書いて動作確認できる
- 基礎レッスンは無料、全レッスンは月額1,078円
- スマホアプリでも学習可能
対象年齢の目安は10歳以上(小学校高学年〜)です。Scratchで基礎を身につけた後の次のステップとしておすすめです。
9. Code.org(コードオルグ)
世界最大のプログラミング教育プラットフォーム
米国の非営利団体が運営するCode.orgは、世界中で数億人が利用しているプログラミング学習プラットフォームです。「Hour of Code(アワーオブコード)」というイベントでも知られています。
主な特徴:
- 4歳から高校生まで、段階に応じた豊富なカリキュラム
- ディズニーやスター・ウォーズなど人気コンテンツとのコラボ教材
- 日本語対応済み
- 学校の先生向けの指導ガイドも充実
- すべて完全無料
ステップバイステップで体系的に学べるカリキュラムが充実しており、家庭学習にも学校の授業にも活用できる教材です。
10. embot(エムボット)
ダンボールで作る、親しみやすいロボットプログラミング
NTTドコモが開発したembotは、ダンボールとタブレットで手軽にロボットプログラミングを体験できるキットです。
主な特徴:
- ダンボールでロボットを組み立てるため、工作感覚で楽しめる
- 専用アプリでプログラミング(ブロック型)
- LEDライト、ブザー、サーボモーターを制御できる
- 自由にデザインをアレンジ可能(色を塗ったり、パーツを追加したり)
- スターターキット約6,600円で始められる
「プログラミングだけでなく工作も好き」というお子さまにぴったりの教材です。親子で一緒に作る体験も楽しめます。
お子さまに合った教材の選び方
年齢別のおすすめ
- 未就学〜小学1年生:Viscuit、ScratchJr
- 小学2〜4年生:Scratch、Code.org、embot、ワンダーボックス
- 小学5〜6年生:micro:bit、マイクラ教育版、デジタネ、Progate
タイプ別のおすすめ
- ゲーム好きなお子さま:マイクラ教育版、デジタネ
- 工作好きなお子さま:embot、micro:bit
- アート好きなお子さま:Viscuit、Scratch
- 本格的に学びたいお子さま:Progate、micro:bit
- 総合的に学ばせたいご家庭:ワンダーボックス、Code.org
無料教材から始めるのがおすすめ
最初はScratchやCode.orgなど、無料で使える教材から始めてみることをおすすめします。お子さまの興味や適性を見極めてから、有料教材や教室の利用を検討しても遅くはありません。
教材だけでは物足りなくなったり、もっと体系的に学びたいと感じたりした場合は、プログラミング教室の利用も効果的です。プログラミング教室ナビで、お子さまに合った教室を探してみてください。
まとめ:教材選びで大切なこと
2026年度版の小学生向けプログラミング教材おすすめ10選をご紹介しました。最後に、教材選びで大切なポイントをまとめます。
- お子さまの年齢と興味に合った教材を選ぶことが最も重要
- まずは無料教材から試して、適性を見極める
- 「楽しい」と感じられることが継続の最大の鍵
- 一つの教材にこだわらず、成長に合わせてステップアップしていく
- 必要に応じてプログラミング教室の活用も検討する
プログラミング教育は、正解が一つではない創造的な学びです。お子さまが「楽しい!もっとやりたい!」と思える教材との出会いが、プログラミング学習を成功させる一番のポイントです。
この記事が教材選びの参考になれば幸いです。その他の教材や教室の情報は、プログラミング教室ナビでも随時更新していますので、ぜひご活用ください。
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